Ubuntu Desktopをインストールして構築したリビングサーバー、どうせなら起動時からハードディスクをマウントさせて、ファイルサーバーやメディアサーバーとして利用してみようと、調べて、やってみた時のことを残しておきます。…結局は、マザーボードが壊れたりしたこともあり、停電したら結局使えないし、使う時にサーバーを起動してマウントすることにしたので、現在は起動時に自動マウントはさせていませんが、また気が変わった時のために。
起動時、自動マウント手順
1.設定情報の取得
2./etc/fstabへの設定
1.設定情報の取得
まず最初に、自動マウントするハードディスクの固有の識別子であるUUIDをblkidコマンドを使って調べます。
sudo blkid
/dev/sda1: LABEL="System" UUID="nnnnnXnXnnnXXXXX" TYPE="ntfs"
/dev/sda2: LABEL="XXXXXX" UUID="nXXnnnXnXnnnXXXX" TYPE="ntfs"
…
LABEL="XXXXXX"の行のUUIDの値をメモしておきます。
2./etc/fstabへの設定サーバー起動時に、ハードディスクが自動マウントされるようにfstabに1行、設定情報を追加します。
UUID=uuid /mnt vfat defaults 0 0
設定値 概要
uuid マウントするデバイス、1.でメモしたUUID
/mnt マウントするディレクリ
vfat マウントするデバイスのファイルシステム
defaults 読み書き実行可、root以外マウント不可
0 ダンプオプション、ダンプ不要
0 fsckオプション、起動時のチェック不要