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2018/02/10

Linux ディレクトリ構成 ~Linuxの基礎知識~

知っていますか、Linuxのディレクトリ構成。FHS(Filesystem Hierarchy Standard)という標準規格で定められていて、基本的な構成は多くのLinuxのディストリビューションで共通なんです。なので、違うディストリビューションを使っても、どのディレクトリに何が格納されているのか大体分かってしまうんですよ。

     /        ルート
     ├ /bin     ビン
     ├ /boot     ブート
     ├ /dev       デブ
     ├ /etc     エトセ
     ├ /home   ホーム
     ├ /lib     リブ
     ├ /mnt     マウント
     ├ /media    メディア
     ├ /opt      オプト
     ├ /proc      プロック 
     ├ /root      ルート
     ├ /sbin      エスビン
     ├ /tmp      テンプ
     ├ /srv        エスアールブイ
     ├ /usr        ユーザー
     └ /var        バー

〇/ルート
 ディレクトリ構造の最上位、ルートディレクトリ
〇/bin
 ユーザー、システム管理者によって実行可能なコマンドを格納
〇/boot
 カーネルイメージ、ブートローダーなどブートに必要なファイルを格納
〇/dev
 特殊ファイル、デバイスファイルを格納
/etc
 OSやプログラムの設定ファイルを格納
〇/home
 ユーザーのホームディレクトリ 
/lib
 /binや/sbinのコマンドを実行するために必要なファイルを格納
/mnt
 ファイルシステムの一時的なマウントポイント
/media
 リムーバブルメディアのマウントポイント
/opt
 rpmなどのオプションパッケージを格納
/proc
 カーネルやプロセスに関する情報の仮想ファイルシステム 
/root
 ルートユーザー用ホームディレクトリ
〇/sbin
 システム管理者によって実行な能なコマンドを格納
/tmp
 作業ファイルなどを一時的に格納
/srv
 システムに提供されたサイト固有の情報を格納
/usr
 プログラムやカーネルソースを格納
/var
 システムログなど動的に変化するファイルを格納


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