以前、レンタルサーバーのCPU使用制限超過でリダイレクトされてしまった時には、WebサーバーもWordPressブログも起動出来ていたので、phpAdminでWordPressデータベース全てのバックアップを取りましたが、今回はWebサーバーもWordPressブログもPHPも動いていない状況です。そして、ホームサーバーなのでFTPは使わずに直接外付けディスクを接続してWordPressブログのWebページをバックアップできます。
使用していたテーマ、プラグイン、以前と同じパーマリンク設定が思い出せなくても手間は掛かりますが、最後の手段が有ります。MySQLのバックアップデータやWordPressのエクスポート機能で出力したXMLファイルは、テキストエディターで開くと記事の内容を読み取ることが出来るので、コピー&ペーストなどで復元することが可能です。
ただし、データベースのバックアップには、記事の履歴(修正の度に保存される各リビジョンのデータ)も含まれていますので、最新の情報を見るようする必要があります。
データベースバックアップ/リストア
最初にデータベースのバックアップを取ります。ホームサーバーなので外付けディスクを直接接続して、転送容量を気にせずにバックアップを取ることができるので、念のため全データベースのバックアップを取ることにします。何度も調べなくて良いように、特定のデータベースをバックアップ/リストアするコマンドも残しておくことにします。
MySQLデータベースバックアップ
特定のデータベースのみバックアップする場合
mysqldump --single-transaction -u ユーザー名 -p DB名 > 出力ファイル名
全データベースをバックアップする場合
mysqldump --single-transaction -u ユーザー名 -p -x --all-databases > 出力ファイル名
MySQLデータベースリストア
特定のデータベースのみリストアする場合
mysqldump -u ユーザー名 -p DB名 < バックアップファイル名
全データベースをリストアする場合
mysqldump -u ユーザー名 -p < バックアップファイル名
WordPressブログバックアップ/リストア
次にWordPressブログのバックアップです。こちらも、転送容量を気にせずにバックアップを取ることができるので、念のため全データのバックアップを取ることにします。あちこち見ないで良いように、最低限のデータをバックアップ/リストアする方法も残しておくことにします。リストアは、各ディレクトリにバックアップしたデータを上書きすれば良いのですが。
WordPressブログバックアップデータベースのリストアでなく、WordPressのエクスポート機能で出力したXMLファイルをインポート機能でリストアする場合は、以前、使用していたテーマ、プラグインを有効にし、以前と同じパーマリンク設定をしてから、XMLファイルをインポート機能でリストアして下さい。正しく記事が復元されないのでくれぐれも注意して下さい。
最低限のデータのみバックアップする場合
1.~/wp-config.php
2.~/wp-content/plugin/ ⇒ プラグイン格納
3.~/wp-content/themes/ ⇒ テーマ格納
4.~/wp-content/uploads/ ⇒ アップロードデータ格納
全データをバックアップする場合
WordPressのインストールディレクトリ配下の全データ
使用していたテーマ、プラグイン、以前と同じパーマリンク設定が思い出せなくても手間は掛かりますが、最後の手段が有ります。MySQLのバックアップデータやWordPressのエクスポート機能で出力したXMLファイルは、テキストエディターで開くと記事の内容を読み取ることが出来るので、コピー&ペーストなどで復元することが可能です。
ただし、データベースのバックアップには、記事の履歴(修正の度に保存される各リビジョンのデータ)も含まれていますので、最新の情報を見るようする必要があります。
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